放送・映像・音響科
Audio Visual
映像制作・編集、音響、照明、放送の分野を専用機材を使い、
実践を交えて技術を学ぶ
映像と音響を2つの柱としてエンターテインメント業界の技術を学ぶ
テレビやライブイベントをかたちづくる大きな要素の映像と音響を支える技術を学びます。専門的なカメラを使う「撮影技術」映像作品に仕上げる「編集技術」ドラマやドキュメンタリーを作る上での構成から一連の流れを学ぶ「映像制作」、ライブイベントに必要なPA技術を身につけるための音響機材の取り扱いや、ライブイベントの企画運営を学生主体で行う「コンサートスタッフ」など、業界の先生方から直接指導を頂き、本物の現場で学べるのはメディア・アーツ専門学校だけです。
日々変化しつつあるエンターテイメント業界に対応した授業展開をしています。
この学科を選ぶ3つのPOINT
学生のうちから
本物の仕事の現場で実践できる
様々な企業や団体と連携し、その仕事場に行き実践的な経験を積むことが出来ます。例えば、ラジオキー局のCRT栃木放送で毎週ラジオ番組の制作を行っています。本来なら関係者以外は入れない調整室の卓を操作し生放送をしています。その他にもイベント会場での映像中継や音響アシスタント、映画制作の現場などスタッフならではの体験ができます。
授業のほとんどが演習授業で
プロの先生が教えてくれる
メディア・アーツには映像や音響業界で標準的に使われてる機材が揃ってます。技術系は実機を使っての演習が欠かせません。そして授業はそれぞれの業界で活躍しているプロが先生として教えてくれます。それにより、実践的に使いこなすためのテクニックを身につけることが出来ます。そして自然と仕事に向き合う姿勢も身につきます。
幅広い分野を目指せる
多彩なカリキュラム
テレビやYouTubeを見るのが好き、ライブイベントに行って感動したから自分も人を感動させる仕事がしたい。そう思っても実際はどんな会社があってどんな仕事をしているかわからない。そんな人がほとんどだと思います。でも大丈夫!映像と音響を中心に幅広く学ぶので授業が進むに連れ、次第に自分に合った方向が見えてくると思います。
コンサートスタッフ演習
地元企業とコラボレーションして実際のコンサートのスタッフの体験を授業の一環として行う。
主なカリキュラム
■会場の設営、照明のセッティング、各種音響のセッティング、アーティストの対応、来場者の対応
■物販販売(主にアーティストのCDなど)、終演後の撤収作業
■コンサートの記録映像撮影および写真撮影など
※コンサートにかかわる一連の業務を体験・見学する。
ラジオ番組制作
栃木県で最も歴史のあるラジオ局のCRT栃木放送の番組制作を行っています。
1年次は収録番組、2年次は生放送と経験に合わせて制作しています。放送作家、ミキサー、タイムキーパー、出演などすべて学生の手で行っています。
映像制作
映像作品の企画、シナリオ制作、ロケーションハンティングから映像・音声収録、照明、制作進行など、グループで役割分担をし、映像制作の一連の流れを学習します。
映像編集
映像信号と記録方式の概要からビデオ機材の基本操作、撮影方法、スタジオの使用方法を体得。個人・グループワークでの企画・収録・編集を学びます。
主なカリキュラム
■ビデオカメラの使い方
マニュアル操作の業務用機
■撮影の仕方
ライティング・カメラワーク
■AdobePremiereでの映像編集
サウンド
アンプ、ミキサー等の音響機材の基本的な取り扱い方法からPA、ミキシングを始めとした音響技術に関する総合的な知識と技術を身に付ける。
主なカリキュラム
■PA
音源をコントロールし、適切な大きさで拡声する
■DTM
パソコンにてラジオ等を想定したジングル、BGMを制作する
目指せる職業・資格・就職実績
- ■テレビ番組ディレクター
- ■CGクリエイター
- ■PA
- ■AD(アシスタントディレクター)
- ■映像クリエイター
- ■フォトグラファー
- ■テレビカメラマン
- ■舞台スタッフ
- ■コンサートスタッフ
- など
JPPA検定(本校が指定会場)、ProTools技術認定試験、舞台・テレテビジョン照明技術者認定試験、CGクリエイター検定、Photoshopクリエイター能力認定試験
NHK宇都宮放送局、(株)栃木放送、(株)東芸エンターテイメンツ、田中電設工業(株)、(株)五光、(株)フォトジェニック、(株)宇都宮舞台サービス、(株)下野テレビ映像、(株)栃放エンタープライズ、(株)メディア二十二世紀、(株)シグマコミュニケーションズ
担任からのご挨拶
エンターテインメントの仕事は人々に喜びや楽しみを与えることを自分の喜びにできる仕事です。
また、好きなことを仕事にできる分野でもあります。時代や社会情勢によりその形はどんどん変化しますが、将来決してなくなることのない分野だと思います。
身につけた技術と自分の感覚を時の流れに対応させれば一生続けられる仕事だと思います。